眼位検査
眼位検査(斜視検査)(10分~20分)
斜視とは、右眼と左眼の視線が1つの固視点に合わない状態をいいます。
左右の眼がそれぞれ違うところを見ている状態になります。そのため、後天性の場合、物が二つに見えることがあります。この場合、片眼をかくすと1つに見えます。生まれつきの場合は、視線の外れている方で見ている像は自然と打ち消して、実際には片眼(視線の外れてない方)でしか見てないため、複視(物が二重に見えること)は感じない場合が多いです。
左右の眼がそれぞれ違うところを見ている状態になります。そのため、後天性の場合、物が二つに見えることがあります。この場合、片眼をかくすと1つに見えます。生まれつきの場合は、視線の外れている方で見ている像は自然と打ち消して、実際には片眼(視線の外れてない方)でしか見てないため、複視(物が二重に見えること)は感じない場合が多いです。
ペンライトで両眼に光りを当てた時の反射が、左右とも黒目の中心にきているかどうかを見ます。黒目(瞳孔)の中心に反射がきていれば正常です。黒目の中心に、反射がきていない場合は、斜視(眼位ずれ)と判断し、そのずれている方向によって、外斜視、内斜視、上下斜視が判別されます。
検査方法
角膜反射法としてまず、両眼に光を当てて、角膜の反射が左右とも中心にきているかを確認します。更に片眼(反射のずれのない方の眼)を隠した時のもう片方の眼の動き、両眼を交互に隠した時の両眼の動きを見ます。
斜位は、日常生活ではほとんど問題になりませんが、斜位の眼位ずれが大きい場合は、眼精疲労の原因になることもあります。
眼位ずれの大きさは、プリズム(光を一方向に屈折させる道具)を使って定量します。時間は10分~15分程度です。
斜視の原因としては、先天性のものや、強度の遠視、強度の乱視などの屈折異常によるもの、または調節や輻輳の異常によるものがあります。
他には脳疾患や全身疾患(糖尿病など)により、眼を動かす神経、筋肉に異常をきたし斜視になる場合や外傷、弱視に伴った斜視などがあります。
眼位検査は斜視の種類、程度を調べ、治療方針を立てる上で必要な検査の1つです。
斜位は、日常生活ではほとんど問題になりませんが、斜位の眼位ずれが大きい場合は、眼精疲労の原因になることもあります。
眼位ずれの大きさは、プリズム(光を一方向に屈折させる道具)を使って定量します。時間は10分~15分程度です。
斜視の原因としては、先天性のものや、強度の遠視、強度の乱視などの屈折異常によるもの、または調節や輻輳の異常によるものがあります。
他には脳疾患や全身疾患(糖尿病など)により、眼を動かす神経、筋肉に異常をきたし斜視になる場合や外傷、弱視に伴った斜視などがあります。
眼位検査は斜視の種類、程度を調べ、治療方針を立てる上で必要な検査の1つです。
赤緑試験検査(ヘスチャート)
両眼の動きが正常に行われているかを調べる検査です。眼の神経や筋肉に何らかの異常があるために、斜視になっていたり、眼の動きが悪かったり、過剰に動きすぎたりする場合にこの検査を用います。
外傷(眼窩、頭部)、筋炎、脳腫瘍、脳出血等の頭蓋内疾患や高血圧、動脈硬化症、甲状腺機能異常などの全身疾患によってもこのような症状が現れることがあります。
外傷(眼窩、頭部)、筋炎、脳腫瘍、脳出血等の頭蓋内疾患や高血圧、動脈硬化症、甲状腺機能異常などの全身疾患によってもこのような症状が現れることがあります。
検査方法
検査は暗室にて行います。
顔の位置を固定し、片眼が赤、もう片眼に緑の眼鏡をかけていただきます。
その眼鏡を通してスクリーンに映し出された、赤い線と緑色の矢印を見てもらいます。(赤線は基盤の目のようになってます。)
検査員が赤線のどこに矢印を合わせるかを指示します。患者様には緑の矢印を動かして赤線に合わせてもらいます。
これを中心、上下、左右の9方向行います。
左右交代して同様に行います。
検査時間は15分~20分くらいです。
顔の位置を固定し、片眼が赤、もう片眼に緑の眼鏡をかけていただきます。
その眼鏡を通してスクリーンに映し出された、赤い線と緑色の矢印を見てもらいます。(赤線は基盤の目のようになってます。)
検査員が赤線のどこに矢印を合わせるかを指示します。患者様には緑の矢印を動かして赤線に合わせてもらいます。
これを中心、上下、左右の9方向行います。
左右交代して同様に行います。
検査時間は15分~20分くらいです。